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求人が集まらない!!対策は?

最近になり建設業の求人問合せが急増しております。

他の送り出し機関で募集をしていたが、面接予定日が迫っているのに候補者が全く集まっていない、というのが典型的な内容となっています。「他の送り出し機関」とはタイ国内のみならずベトナムの送り出し機関である場合も少なくありません。

中には、「既にタイにいるのにドタキャンされた。」といった窮状に瀕している例もあり、急遽人財タイランドで面接を実施したケースもありました。

募集が難しくなっている理由としては、次の2つが主に挙げられます。

1) 男性の実習生を中心に韓国人気が高まっています。賃金が日本に比べてずっと高い、渡航条件が低く入国までの時間が短い、が人気の理由となっています。

2) 今年に入り円安が進み、タイバーツ・日本円の換算レートが1バーツ=3.5円から4円前後に下落。タイバーツベースにすると15%近くが目減りした事になり、「日本で稼ぐ。」魅力が大きく色褪せています。

この状況が短期で改善する兆しが見られない中、求人を成功させる為にはどうすれば良いのか?

人財タイランドとして次を提案致します。

1) 賃金を上げる
手っ取り早い事は確かですが、「それでは技能実習生を使う意味が無い。」という声が聞こえて来る事は間違い無いでしょう。可能な範囲で、と付け加えて置きます。

2) 年齢条件を緩和する
18〜30歳というのが一般的ですが、中には20〜25歳といった厳しいものも見受けます。18〜35歳ぐらいに緩和する事を検討してはいかがでしょうか?

3) 女性でできる作業は女性に切り替える
男性実習生が集まり難い反面、多くの女性候補者は求人待ちとなっています。ビル清掃、梱包、検品など女性でできる作業は思い切って女性に切り替えてはいかがでしょうか?実際東南アジアでは男性より女性の方が真面目でよく働きます。

4) 入れ墨を受け入れる
タイでは男性、女性に関わらず、入れ墨を入れている割合がずっと多いです。海外では日本以上にファッションタトゥーが若者の間で流行です。日本のように暴力団関係者というイメージは皆無です。ほとんどのケースは衣服で隠れますので、研修を受ける上で実質的な障害が無いのであれば検討されてはいかがでしょうか?男性候補者の求人幅はこれで3割アップします。

以上が人財タイランドからの提案となりますが、企業様においては受け入れ難い項目もあるかとは思います。僭越な申し入れとは重々承知していますが、求人に全く集まらないといった苦境を打破する為には、建設的な妥協を提案する事も是非ご検討下さい。
求人が集まらなくて困っている監理団体の皆様、是非人財タイランドにご連絡下さい。誠意を持って、懇切丁寧に対応させて頂きます。