タイ国政府観光庁によると、2022年6月1日から入国に必要な「タイランド・パス」の登録を簡素化し、海外旅行者の入国規制をさらに緩和する。
同国では5月1日から、ワクチン接種を完了した海外旅行者について、出発前および到着後のPCR検査を廃止している。入国にあたっては、現在、タイに入国する海外旅行者は「タイランド・パス」の申請が義務化されているが、6月1日からパスポート情報、ワクチン接種情報、保証額1万ドルをカバーする保険の情報のみの登録とする。申請すると自動的にQRコードが申請者に送信される。タイ国民はタイランド・パスの申請は必要なくなる。
タイ到着後、ワクチン接種を完了している旅行者は、入国審査を受けた後、自由にタイ国内を移動することが可能。
ワクチン未接種者あるいは接種未完了者は、出発72時間以内にPCR検査あるいは医療期間での抗原検査を受け、その陰性証明をタイランド・パスに登録する必要がある。
タイ当局は、国内の新型コロナ感染状況を「ブルー」「グリーン」「イエロー」の3エリアに分類。ブルーエリアでは、ナイトライフエンターテイメントの営業やアルコールの提供が許可される。
出典:トラベルボイス(5月23日)