– バンコクでは2026年9月下旬の大雨により、都内全50区が災害被災地域に指定される大規模な洪水が発生しています。
– スワンナプーム・ドンムアン両空港は運用を継続していますが、空港までの道路混雑や手荷物の滞留など、アクセス面での影響が出ています。
– 管理組合・受入れ企業の皆さまでバンコクへの面接・視察を予定されている場合に押さえておきたいポイントを、9月29日時点の情報でまとめました。
## 洪水の規模 ― 平年の1.8倍の雨
バンコクでは9月1〜25日の降雨量が487mmに達し、平年(1991〜2020年平均、同期間)の約269mmのおよそ1.8倍となりました。この大雨を受けて、バンコク都内は当初3区だった災害被災地域の指定が9月25日付で全50区に拡大されています。
バンコク都庁(BMA)は9月28日、都内で約32.9万世帯・約70万人が洪水の影響を受けていると発表しました。全国でも27県で浸水があり、過去10日間で少なくとも8人が死亡、冠水した道路は全国で204カ所にのぼります。バンコク市内だけでも31本の道路が冠水していました(9月27日時点)。

## 空港利用への影響
スワンナプーム空港・ドンムアン空港はいずれも運用を継続しています。ただし空港までの道路が混雑・冠水しており、鉄道(スワンナプームはエアポート・レール・リンク、ドンムアンはレッドライン)の利用が推奨されています。スワンナプーム空港では地上業務にも影響が出ており、預け荷物の大量滞留が発生しました。国際線は出発の3時間前、国内線は2時間前の到着が推奨されています。バンコク発名古屋行きのタイ国際航空TG644便が約8時間遅延した事例も報じられています(9月27日)。
## 市内移動への影響
バンカピ交差点周辺など一部エリアでは、9月28〜29日時点でも深い冠水が続いています。タイ政府は高速道路8路線とドンムアン・トールウェイの無料開放措置を9月29日24時まで延長しました。また、バンコクなど4都県は9月28・29日を臨時休日とする閣議決定がなされています。面接・視察でバンコク市内を移動される場合は、通常より移動時間に余裕を持たせることをお勧めします。

## 人財タイランドの状況
自社の日本語学校「人財キャンパス」はタイ東北部のウドンタニ県に所在しており、今回報じられている被災地域(バンコクおよび周辺)とは地理的に離れています。学校運営への直接影響も現時点ではありません。状況に変化があれば改めてお知らせします。
## お問い合わせ
バンコクへの訪問日程の調整、面接・視察のスケジュールについてご相談がある場合は、人財タイランド(JINZAI RECRUITMENT THAILAND)へお気軽にお問い合わせください。(お問い合わせページへ)
